マガジン
09.27.18

ジャン・ルソーの企業倫理、“メイド・イン・フランス”

by Jacques Bordier

“メイド・イン・フランス”と呼ばれている物の中に、真のフランス製はわずかしかありません。皮革メーカーとしては数少ないマニュファクチュール(自社一貫生産)を採用するジャン・ルソーは無形文化財企業(EPV認定書)に認定されています。
「ジャン・ルソー パリ」が付いた製品はフランシュ・コンテ地方のブザンソンにある自社工場で、製品のデザインから製作に至るまで一貫管理しています。このおかげで、私たちはトレイサビリティ全体の管理を把握し製品の品質を保証することができます。

現実的に言えば、私たちのブランドのすべての製品は、フランスにあるアトリエでデザインされて作られています。アトリエでは、職人が自分で使う道具を製造し、革のなめしから加工に至るまで伝統的な技術を身に付けております。

さらに、私たちには「ハンドメイド・イン・フランス」という特別な重要性にこだわりを持っています。たとえ製品の品質と信頼性を高めるために他社では製造過程において少しずつオートメーション化が取り入れられていても、ジャン・ルソーは、あくまでも手作りにこだわっているので生産プロセスでの機械化はおこなっていません。また、ジャン・ルソーのコレクションの中には、1から10まで同じ職人が手がける場合もあります。

日々、私たちは「メイド・イン・フランス」に対するリスペクトが、顧客の間や世界中の人々の間で評価されていると実感しています。パリ、ロンドン、東京、ニューヨークのアトリエ・ジャン・ルソーのどのブティックに行っても、本国と変わらない伝統的職人技を見ることができます。オーダーメイドで仕上げられる製品は、フランスで使用されているものと同じ道具と技術により、同じ素材を使用して作りだされています。こうした手間と時間を惜しまない製品作りが私たちのブランドの評判になっているのです。

こうした他に類を見ない「メイド・イン・フランス」という生産体制に対して2007年には
名誉ある「無形文化財企業EPV認定書(Entreprise du Patrimoine Vivantの略)」にフランス政府から認定されました。5年ごとに更新されるこの認定が2012年にも継続して与えられたことに私たちはとても誇りに思っています。 それはフランスの伝統工芸と技術を伝承し、推進する私たちの努力が世界中に認められた結果だと思っています。