マガジン
05.28.18

環境、人々、動物:ジャン・ルソーの企業倫理とは?

by Jacques Bordier

地球の未来を決定する社会的、環境的な問題に直面するとき、誰もが当事者であり、行動をしなければならなく、企業においても同様にその問題について考えなければなりません。
多くの企業はこの課題についてコミュニケーションを活性化し、積極的に取り組んでいます。
ジャン・ルソーでは、「企業倫理」という日々のビジネスを導く重要性を誠実に守ります。

この企業倫理とは第一に法令を遵守すること要します。それは、CITES(ワシントン条約)の規定を厳守した絶滅の恐れのある野生動植物の保護あるいは、ヨーロッパREACH規制の適用で、私たちは化学物質の使用を規制し、その活動を未来的にも推進する努力をしています。

しかし、私たちの企業倫理は、規制の枠を超えて環境へのリスペクトへと進んでいます。私たちの製品は、「ハンドメイド・イン・フランス」で、ブザンソンの生産部門で生産されています。周囲を自然に囲まれたフランシュ・コンテ地方にいると、地球環境に対しての義務と責任感を日々思い出させてくれます。なかでも革の加工を行う際には、水の使用を最小限に抑え、排水の安全基準を確保するために設備投資を行ってきました。

自然環境に関しては必然的に動物との関係性についてです。昔から、他の高級ブランドとは異なり、ジャン・ルソーでは野生動物や家畜動物である、象、アザラシ、馬(コードバン)といった動物の毛皮や革の使用をすることに反対しています。ジャン・ルソーで使用されている革は、アリゲーターも含め、アメリカのFish&Wild Lifeの公式組織より管理され、繁殖用の養殖場から来ています。さらに「100%ノン・レザー」コレクションと呼ばれる、テキスタイル、ラバー、コルク、そして木材から生まれた時計ベルトと革製品を開発しました。

最後に、私たちの企業倫理にはもちろん、従業員を特に尊重しているということも含まれています。スキルと伝統的職人技を身に付けるためのトレーニング以外にも、水溶性接着剤の開発・製造にも取り組んでいます。さらに、アトリエで使用されているすべての物質は、産業医、毒性学者、およびフランスの衛生・健康機関(CHSCT)と協力して厳しく分析されたものを扱っています。

これらの企業倫理に関して、私たちは誇りを持っています。それは、ジャン・ルソーのアイデンティティを特徴づけています。将来、娘のアナイスがジャン・ルソーの経営を引き継ぐならば、この課題について彼女はとても厳しく取り組むだろうと、私は間違いなく確信しております。