自然とバロック

ジャン・ルソーのデザイナーは、「エトルタ」コレクションというとても美しいコレクションをベースに、新しい時計ベルトコレクション「リュミエール」を作り上げました。「エトルタ」は贅沢なナイルクロコダイルレザーに、漂白や染色をせず、動物の自然な色素を保つ特別ななめし加工を施しています。革を柔らかくした後、イタリアン・スタイルと呼ばれる方法で革の幅全体にカットを施し、革の中心にあるより色素の濃い丸斑から色の薄い竹斑まで、様々なニュアンスを引き立てています。

「リュミエールコレクションは、ヴェルサイユ宮殿や当時のフランスの城の装飾からインスピレーションを受けています。素晴らしい洗練された古典からスタートし、そこにバロック的な奇抜さを加えました。メタリック染料が、革のしなやかな模様や自然な形、対をなす形を際立たせます」とアナイス・ボルディエは語ります。コレクションの名前は、啓蒙の精神を想起させます。フランスの偉大な城の数々や現代映画の制作にも通じる、世界を照らす革新の文化です。

ジャン・ルソースタイルのオーダーメイド

ベージュとブラウンのグラデーションでナチュラルな仕上がりの「エトルタ」（セミマットなラバータッチ仕上げ）、グリーン・ブルー・ピンクの染料が真珠のように艶やかな反射を与え、鱗のラインを引き立てる虹色仕上げ、ゴールド・ピンク・シルバー・コッパーの染料で鱗の間に色付けを施したメタリック仕上げの３つのスタイルをご提案しています。

こうして仕上がった革は、クラシック（ボンベ、厚さ3.5mm）、フラット（ステッチあり）、シック（ステッチなし）などの時計ベルトや、アップルウォッチストラップ、ウォレットやカードケースなどにお仕立てすることができます。これらのシリーズは、ジャン・ルソーがご提案しているもののほんの一例です。あなたの好みや、オリジナリティあふれるアイデアに合わせて、あらゆるオーダーメイドが可能です。

「メイド・イン・フランス」の卓越した職人技

「ジャン・ルソーの時計ベルトは全て、パリ、ブザンソン、トロワにあるアトリエやニューヨーク、ロンドン、東京、中国にあるアトリエ・ブティックで、同じ職人によって最初から最後まで手作業で作られます。私たちはいつでもお客様一人一人のアイデアやご要望にオーダーメイドの答えをご提案できることを嬉しく思います」とアナイス・ボルディエは語ります。ジャン・ルソーの時計ベルトを選ぶことは、なめし、裁断、デザイン、製作などの全ての工程においてメイド・イン・フランスの本物の職人技をサポートすることを意味します。また2023年秋には、トロワの工房の新設により、新たに24人の職人が育成され、彼らに長期雇用と才能を表現する場が提供されました。

クロコダイルレザーは、動物福祉と社会・環境基準の尊重を保障するICFA（国際クロコダイルファーマー協会）認定の生産者から調達しています。クロコダイルに自然な加工を施した「エトルタ」は、通常皮革の漂白や染色に使用される化学薬品を一切使用していません。